池上の夕暮れ
昭和3年(1928年)に作られた版画としか分かりませんが、実に沈む太陽の寂しさが感じられる一枚です。
作家は分かりませんが、腕の立つ職人肌の人物でしょう。逆光に辛うじて認識できる畑の茶褐色の色彩が上等ですし、作業を急ぐ近在農家の人の位置がみごとな納まりです。農作物が分かりませんから時季もあいまいですが、経験的にこの画のもつ空気感からして晩夏から早秋の頃でしょう。池上のどのあたりか分かりませんが、本門寺に近い気配が何とはなしに感じるのであります。
さて、お知らせですが、このブログのディスク容量がオーバーとなる、本年12月12日をもって、alpshima は毎日連載の記事が完了いたします。現在、記事のストックがいっぱいとなり、 alpshima にタイムリーな記事を書き込みできなくなりましたので、今からでも新らしいアドレス http://alpensmile.cocolog-nifty.com/ のブログを、併読ください。
タイトルも alpshima 2 といたしました。タイムリーなできごと・散策日記などを書き込みますので、時々クリックしてみてください。何とか、ほぼ毎日の書き込みをしたいと思います。12月12日までの alpshima と併読していただけますよう、宜しくお願いいたします。(このお知らせは、今後のブログで随時記載いたします。)
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