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2011年11月13日 (日)

切通しの先はどうなっている。

Photo_2

近代日本洋画の代表作として、必ず登場していたこの絵は今も、高校教科書などに載っているのでしょうか。

岸田劉生の画いた切通しは迫力に満ちてますね。夏の炎天下で干しあがったような土の塊がみごとなリアリティを以って目に入ってきます。この坂道は代々木にある坂道とされてますが、おそらく実際よりもデフォルメされてその斜度も過激なほどです。

青空が観る者を吸い込もうとしてるがごとくで・・・、この吸引力を感じさせる画家としての技量は、やはり尋常ではありません。

坂を上りきった先の光景を画かなかったのは、観る側の気持ちによって、美しい草原か、荒廃した戦場跡か・・・、人生夫々、節目節目の深層心理占いとしても役立ちそうだったからでしょうか。

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コメント

こんにちは。この左側の奥、代々木4丁目(山之内侯爵邸跡地)に生まれた昭和32年~15年程前迄住んでいました。
今は切通しは見る影もありませんが、左の壁はその坂の上のほう?と絵に描かれていない下左一部が残っています。
坂の立ち上がりは実際にかなり急です。
生まれ育ったこの辺り、最初にこの絵が浮かんでから、現実の風景が思い浮かびます。

投稿: ZawaJawa | 2011年11月14日 (月) 午前 11時55分

ありがとうございます。参宮橋界隈を走ってみようと思います。alpshima

投稿: ZawaJawaさん。 | 2011年11月17日 (木) 午後 04時30分

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