明治初期 浅草橋南
夕闇迫る浅草橋南の粋な光景です。路面電車の走る以前と思われますが、詳細は分かりません。手前を横断しているのが現在の靖国通り、奥の通りが江戸通り、三角屋根は両方とも消防分署で、この時間帯ですから井上安治の得意な夜光の効果を狙った作品には早過ぎでありますが、柳橋や深川という当代きっての花町に繋がる一角の艶っぽい空気感を、淡い薄桃・薄紫の色調から感じとることができます。
この場所は現在も ほぼ変らない稀有な広いゾーンですが、車で浅草方面から神田に抜けるにも、江戸通りを直接右折できず、清杉通りを通ってから靖国通りを左折という、不可解な交通の要所であります。
さて、お知らせですが、このブログのディスク容量がオーバーとなる、本年12月12日をもって、alpshima は毎日連載の記事が完了いたします。現在、記事のストックがいっぱいとなり、 alpshima にタイムリーな記事を書き込みできなくなりましたので、今からでも新らしいアドレス http://alpensmile.cocolog-nifty.com/ のブログを、併読ください。
タイトルも alpshima 2 といたしました。タイムリーなできごと・散策日記などを書き込みますので、時々クリックしてみてください。何とか、ほぼ毎日の書き込みをしたいと思います。12月12日までの alpshima と併読していただけますよう、宜しくお願いいたします。(このお知らせは、今後のブログで随時記載いたします。)
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