2009年12月18日 (金)

難しい雲であります!

309_2 水彩画を始めて、最初に挫折の壁というものがあるのならば、それは間違いなく、雲の表現でしょう。特に屋外で水彩絵具をだして、刻々変化する雲の動きを捉えるには、ひたすら、数をこなす以外、何もなく、辛抱に辛抱を重ねた者が、ある悟りというか、コツのようなものを会得するのであります。

雲の奥に差し込む光にも、そのお国柄というのがあるようで、このイギリス・湖水地方のような重い空気に包まれた場所は私好みではありませんが、それでも、ハリス・ツイードのジャケットを着て、ツーシーターのライトウェイト・オープンカーなど操って丘陵を走って、辿り着いた気分になります。

 さて、その国の風景画はその国の画材で、というのが昔は大原則でしたが、それはその国の鉱物から採集された原料が多く占めていた時代のお話であります。今や、合成の顔料が多く占め、人体に悪影響を及ぼすと思われる原料も使えないご時勢ですから、どこの国のものか関係なくなり、色の世界も標準化の傾向に歯止めが利かないようであります。

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2009年12月15日 (火)

HOP-ALONG CASSIDYは根強い。

Rimg24580 Rimg24557 Om157611 Qx67141 最近の20世紀デザインを編集した本の中では出色なコンセプトを盾に、これまでは採り上げられなかったジャンルのモノが愉しめる、MASS PRODUCTION には、アメリカのガジェットが次々と登場し、その時代の消費生活や風俗が蘇るようであります。

その中に採り上げられたALADDINE社のランチボックスは1950年代のものですが、私の記憶では1960年代中頃、出来立ての銀座SONY PLAZZAには、アルミで出来た蒲鉾型のボックスにタータンチェックの魔法瓶の入った商品が並び、その洒落た雰囲気にぐっと来て、女性よりむしろ男性の方が飛びついたのでした。

さて、この本に掲載されたランチボックスのキャラクター、HOP-ALONG CASSIDYが気になって、インターネットで調べるとなかなかの長寿キャラのようで、コレクターもいまだに健在のようです。http://www.picsearch.com/pictures/tv%20series/by%20genre/western/hopalong%20cassidy.html

http://www.youtube.com/watch?v=F37VQnMhssg&feature=related

1935年から人気のあった西部劇ヒーローだったそうですから、日本の嵐勘十郎みたいなものですね・・・。検索しだすと止まらず、とうとう昔のラジオ放送が聞こえるサイトを見つけました。私世代よりずーっと上の皆様には、この時節柄、胸に万感の想いが蘇るのでは・・・http://www.oldradioworld.com/musicoldtimeradioshows.php。 カテゴリーのWesternをクリックするとGene Autryなども登場してきます。お好きなアーティストをクリック後、Show Titleをクリックすると、真空管ラジオの温かさがデジタルを通して聞こえてきます。

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2009年12月11日 (金)

自転車の乗りっぷり。

Rimg25028 都心を走っていると洒落た自転車ショップが増えたのに気付き、それも、ビンテージ系からメジャーブランドまでが点在するようになりました。マニアックなレベルの競技用自転車からクロモリビンテージ系のブリティッシュ感覚のタイプまで、そのバラエティも嬉しいほどの広さです。

さて、最近はクロスバイクタイプの、散策にも快走にも適した自転車が増えましたが、ハンドルの長さが以前より長くなったような気がして、これでは肩が張ってサロンパスのお世話にならざるを得ないのでは・・・、などと勘繰ってしまいそうな走りっぷりの中高年が目立ちます。

販売する店もハンドルの長さに対する微妙な感覚をもっているのか、分かりませんが、その昔のスポーツ用自転車を販売する専門店では切断するなどして、微調整のサービスは当然だったのですが、最近は各部品がパッケージされたセット販売の比重が高く、うっかり販売店で微調整などすると、保険の対象外になるなど複雑な要素が絡んでいるのかも知れません。今は、自転車に快適な時季として終盤に入りましたから、ハンドルに限らず、サドルの位置、ブレーキの位置など調整してもらい、快適な自転車徘走を楽しんでもらいたいものです。

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2009年12月 9日 (水)

LUCCAは可愛く美味しい。

Rimg24882 Rimg24895 Rimg24901 世田谷線上町駅から近隣住民の御用達スーパー・OZEKIを目標に向かい側の歩道を歩くと、可愛い店が並ぶ一角があり、その中の一軒がLUCCAという店名の可愛いトラットリアです。イタリアンがベースながら、和風・亜細亜風・ハワイ風などの隠し味をミックスするなど、ベーシックな菜譜にもアスリート並の日々のシェフと女将の呼吸の良さと精進が、明快に味に表れています。この日はシェフの包丁さばきの腕の確かさが見た目に伝わる蛸サラダのアンティパスト・鶏肉とクリームチーズの抜群なハーモニーに満足でした。ランチ内容にもお店の一生懸命な姿勢が表れ、ファストフーズばかりが目立つ世田谷通り界隈の中で、唯一、救われる様な温かさのある「大丈夫なお店」であります。

いつも感心するのは、この店内のアレンジメントが女将の面白ヒラメキ感覚により遊んでいて、まるで、神楽坂にあるようなコスモポリティックなテーストは、近隣の女性客のインテリアセンス向上にも一役買っているようです。

この日流れていたBGMはMelissa CollardとThe Pied Pipers http://www.youtube.com/watch?v=ZLLEc-Xh068 でした。

LUCCA 東京都世田谷区世田谷2-6-5  電話:03-3439-0611 休日:水曜・第一、第三火曜

ランチは月・火・金・土の11:30~14:00(とは限らず、必ず電話で確認してください。)

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2009年12月 6日 (日)

三田・慶應義塾大学の銀杏。

Rimg25021 昨夜は成蹊高校サイクリング部の後輩である、土橋健寿さん・右近義隆さん・平山文男さんと吉祥寺で落ち合い、あぶり処・武蔵 http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13015889/ にて、戯言の応酬と懐かしの記憶力競争に終始しましたが、後輩たちの今も変わらない自転車への情熱には改めて感心しました。

少し早めに吉祥寺駅に到着し、すっかりカジュアルに変わりだした北口・ハモニカ横丁をうろうろしてると、偶然、先輩の佐藤忠臣さんに会い、混み合う通路を無視して、お互いの頭の白さに時の流れと追憶の話題に終始しました。佐藤さんはTiger Mama http://www.alook-japan.com/tigermama1101.html・Tea Clipper http://tea-for-life.net/tearoom/review/clipper.htm などを切り盛りし、吉祥寺のカウンターカルチャー系風俗文化の黎明期からの生き証人ともいうべき方で、その穏やかな風貌となった今、高校時代の強面の山岳部主将の面影など全く見るかげもありませんでした。

今朝は、笑いっぱなしの昨晩のせいか、すっきりと目覚め、家人のお供で三田・慶応義塾大学に行きました。図書館の前の銀杏の木が素晴らしくスナップしたのですが、幹線道路脇などで見られる細く剪定された姿と違い、豊かなボリュームをもった姿は、枝ぶりの大らかさとともに美しく新鮮でもありました。しばらく背景の煉瓦とマッチした環境に見とれていると、何所からともなく写真マニアの団体さんがやって来ました。

午後は雨の予報でしたから、このしっとりとした空気感に浮き上った銀杏は、明るい日差しに輝く銀杏の姿とは一味違う寂寥感がたっぷりでありました。

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2009年12月 2日 (水)

バッグの類が気になる。

Rimg23955 このところ、地下鉄に乗る機会が多く、車内のみなさんの持ち物としてのバッグを気にして観ています。ブランドものと呼ばれるバッグはOLには相変わらずの人気のようですが、若い世代の学生層ともなるとスポーティーな様々なバッグを持っていてそのバラエティは以前の比ではないようすであります。

自転車メッセンジャーから火の付いた、人気のあるカジュアルで大きなバッグや、アウトドアブランドのショルダー、新素材と革のコンビによるトートバッグなどなど・・・、バッグの華やかさで車内も明るくなってきてますが、皆さんかなり大きめのバッグが多く、中身はどんなようすなのか覗きたくなりますが、おそらく、パソコンやらお弁当やら・・・、ぎゅうぎゅう詰めなのかも知れません・・・。

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2009年11月30日 (月)

OVE シマノのパイロットショップ

Rimg24677 Rimg24675 Rimg24695 Rimg24688 Rimg24667何故、こんなところにあるのだ・・・、と思われそうな南青山の一角、周りはカフェ・ギャラリー・骨董店・美容院など昔からの雰囲気が残されている環境に OVE http://www.ove-web.com/  があります。幹線道路をはずれ、青山墓地から楡の木通りに抜ける裏道ルートとして徘徊マニアには有名なゾーンにあり、静かさは保証済みです。

此処は、日本のスポーツギアメーカーとして、自転車・釣りなどの部品を世界一レベルにのし上げたSHIMANOが立ち上げた、パイロットショップです。普通ならば、より多くのお客さんに知って貰いたいと考え、表参道に出せる力のある企業ながら、「はずし」の美学が働いたのか、思わず、唸ってしまう場所にひっそりとあるのであります。

店内は今、トレンドな日本の雑貨と高品質な街乗り自転車との複合展開で、奥には日本のご飯とおかずなどがいただける場所もあり、うっかり、ロードレーサーのギンギン姿で入る雰囲気など全くありません。周りには古くからこじんまりと商っているカフェやビストロも点在していて、できれば、自転車よりもお散歩がてら寄りたくなるお店でありますし、店内の品揃えと展開はそれなりの充実と気配りがあり、のんびりと午後のひとときをここで読書三昧もあり・・・、という場でもあります。

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2009年11月29日 (日)

桜新町は元気で眩しい!。

Rimg24616 桜新町の陽射しは町の真中を走る道路の幅が広い分、又、高いビルも少ない分、充分に眩しく輝きます。

この道路、1969年まで玉川電車の往来があったおかげで、現在もそのゆとりある街並が維持されています。木枯しの吹き荒れる時季となろうとも、落葉が店内に舞い込もうと、アーケードの設置などで季節感を感じる街並が少なくなった現在、この町は逆に天候の按配をまともに浴びてしまう稀少な人気町であります。長谷川町子さんの『サザエさん』の登場人物が街に看板として立ち続ける様子も微笑ましく、この道などは一日中、人の往来の途絶えることがありません。

この町、洒落た品揃えの大丸ピーコックはあるものの、シャッターを閉ざした個人商店の数は殆ど見られず、活気ある夫々の店は日常生活に根ざした地道な商売を、正直商道を通しつつ半歩先の時代感覚も按配良く取り込み、マンネリ化しないよう連綿として続けています。又、体格のよい日体大の学生諸君は概ね、この町を抜けて、深沢経由で登下校しますが、その元気な姿はいかにこの国の若年層に草食系男子が増えたかといえ、まだまだ、肉食系比率の高さをキープしている元気はつらつな雰囲気に溢れていますから、町中が老人だらけなどということなく各世代が入り乱れ、程よい大きさの桜新町も元気になってしまうのです。

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2009年11月28日 (土)

山本良介選手に会う・深沢 BIKE&HIKE

Rimg24706 朝起きて、自転車を磨こうと思いクリーナー・洗浄液などを準備して、いざ、というとき、前輪のパンクに気付きクイックレバーを外しました。タイヤチューブの細部を見ると、何らかのはずみでぶつけたのか・・・、バルブの付け根から漏れていたことが分かり、午後、深沢にある自転車店・BIKE&HIKE  http://bikehike.jp/ に出向きました。

ここは、陽射しの明るい風光明媚な場所にあるため何処からともなく人が集まり、ロードマンからママチャリの皆さんまで呉越同舟、賑やかな笑い声の耐えないお店です。店主の竹内さんの商売っ気ないのんびりした人柄に反比例し、スタッフの若手はギンギンの新製品大好きな走り屋さんばかりで、そのアンバランス加減が、むしろ、ほんわかした時代にあっているのかも知れません。奥に入り、店主の奥様から紹介されたがっしりした若者、山本良介さんは http://ryosuke.livedoor.biz/ トライアスリートの第一人者として、先の北京オリンピックにも出場された方ですからご存知の方も多かろうと思います。この日、愛用の自転車のメンテナンスに訪れたそうですが、図々しくご一緒に一枚、お願いいたしました。この日曜日にはBIKE&HIKEの皆さんと高尾山までの銀輪徘走にご一緒されるそうですから、ご一緒すれば最先端・最強の走りっぷりをその眼に焼き付けることができます。

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2009年11月18日 (水)

洋梨も夫々・・・。

Rimg24364 先日、LOFTで気まぐれに購入してみたMOLESKINEの水彩画帳の紙質の吸込みが、ことの他、気に入ってます。硬からず、柔らかすぎず、といった紙自体が250g/mxmとこのサイズではかなりの厚めですから、水彩と色鉛筆を併用すると思わぬ効果もあり、しっかりと描きこみができます。

さて、やや時期は遅いのかも知れませんが、今年は安価な洋梨が出回っていて、よくいただきますが、銀座・千疋屋でみた立派な洋梨とは比べ物にならない細身のボリュームです。そこが絵のもつトリッキーなところで、細身を前に、記憶にある千疋屋の堂々とした洋梨を描いてしまいました。MOLESKINEの吸込みが比較的弱いので、硬い表現を好む方にはピッタリかも知れません。ハードなカバーの御蔭で、散歩がてらのスケッチでも描きやすく、ひとつ、楽しみが増えたというものです・・・。

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